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ケネディ没後 50 年の今だからこそ読みたいこの文書

フレッド・オターシュとケネディ

これの 121 ページ目です。この文書は FBI が公開している、フランク・シナトラに対する内偵の記録の一部です。

ロサンジェルスの探偵フレッド・オターシュがジョン・フィッツジェラルド・ケネディ上院議員がフランク・シナトラ、ピーター・ローフォード、サミー・デイヴィス・ジュニアらと開いたセックスパーティーに娼婦を送り込んでいたこと、その娼婦は FBI の情報屋だったこと、フレッド・オターシュはそのようにケネディの仕事をする一方でケネディの醜聞を集め雑誌に売り飛ばす気でいたこと、などが分かる貴重な文書です。

この報告のあて先がフ-ヴァー長官でもトルソン副長官でもなくデローチであるところも興味深い点です。現場の捜査官達が醜聞大好きホモカップルを煙たく思っていたことが伺えるのではないかと思っています(ジョーンズ特別捜査官、たぶんこの時点ではデローチの部下ではないです)。まあ 1960 年という年代を考えるとデローチからフーヴァーに話上がってた可能性はかなり高いんですが。

アメリカはこういうどうでもいい文書を大量に公開しているのが本当に最高だと思います。

1960 年 8 - 11 月号のコンフィデンシャル誌を手に入れたいと思いもう何年も探しているのだがまだ入手できていません。

なおこの「ケネディとフレッドが繋がっていたこと」が分かる文書は「ボビー・ケネディがフレッド・オターシュと手を組んで、マリリン・モンローを暗殺した」という陰謀論者が大好きな説に「若干の」確からしさを与えるものなので、弟ボビーの方がフレッドと面識があったのかというのが分かる文書がないかというのもずっと探しているのですが、こちらの調査も成果がでてません。

こちらからは以上です。

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