適当にメモがてら。そのうち text のほうに転記する。あるいは同人誌にするかも。

前提

アニメ + α をいつでも見られるようにしたい。

日本で主流の VOD サービスはニコニコ動画と言っていいと思う。いくらかのアニメはニコニコ動画で見られるが全部ではない。 UI ははっきり言って糞だ。多デバイス対応も弱い。月額課金プランが一般的ではないので見たいアニメを見たいときに見られるというわけでもない。

他にいろいろ VOD サービスあるけど、ラインナップと多デバイス対応が弱いのは一緒。 UI も大抵駄目。

アニメの BD を全部買うのはさすがに論外。月収 1000 万ぐらいになったら全部買うと思う。

テレビ放送は無料だから違法にアップロードされたコンテンツをダウンロードしまくるというのも一つの考えだけど実際問題クロールしまくってダウンロードするのめんどくさい、というか無理。

上記の事情により自前でアニメ全部録画するというのは現実的な選択肢となる。この選択肢を採用した結果費用的にも許容範囲内であったし得られた結果には満足している。

実現すべきもの

必要なハードウェア

サーバー既に 1 台持ってる人なら初期投資 20 万円以内に抑えることも可能なのではないか。自分は最初の 2 ヶ月とかで 40 万ぐらいぶちこんでると思う。何買えばいいのか分かってなかった。

録画

ありものを使えばよい。 Linux なら Chinachu 、 Windows なら EpgDataCap_Bon 。チューナーは内蔵させたいとか Linux とかなら PT3 、 Windows で USB 接続で使いたいなら PLEX のやつ。 2013 年初頭現在いずれも入手性は良好。ソフトウェアは改造 B-CAS 事件の影響で入手性が悪いが検索すれば必要なものは手に入る。

前述の通りチューナーは 4/4 〜 6/6 でよい。 4/4 なら 3 万もしない。

エンコード

画質と速度のトレードオフという話になる。 QuickSyncVideo は画質がある程度低くなるが再生時間の半分ぐらいの時間でエンコード出来る。画質低いとか言うけど僕は気にならない。

エンコード前に Tssplitter でバラさないと大抵駄目。ある程度の失敗は許容する精神が必要だと思う。失敗については「どうせ BS で再放送あるでしょ」みたいな気持ちでいると許容できる。 MX が失敗する確率高いが MX のアニメは BS11 で再放送あるし。

配信サーバー

たぶんここが肝。アニメ全部とかその他いろいろ録画してると毎日数十の動画を録画することになる。毎日 50 本の動画があれば月間 1500 本。優れた検索 UI が無いと駄目。

番組のメタデータは得られるものを全て Groonga にぶちこんでいく。いや Groonga じゃなくてもいいけど。 Groonga 、というか rroonga は非常に便利。

ブラウザから video 要素で再生できるようにしておくと多デバイス対応できる。実際問題 video 要素どの実装でも結構しんどいけど。まあ実用的には使える。

ストレージも重要な事項。 Drobo など独自形式の RAID はいずれ泣きを見る(拡張限界がくる)。どうせそんなにシビアな性能は追求されないし mdraid がよいと思う。

結論

録画 -> エンコードはソフトウェアもノウハウも揃ってるけどそこから先はまだまだ。「大量に動画があっても優れた UI さえあれば目的のものを楽に見られる」という知見が世に知れ渡っていない。

「地上波の放送を 1 週間分保存する」とかで日本人が満足しているのは全くもって論外。数万本の動画にいつでもアクセス出来る環境が人々の手元になければならない。その為に VOD サービス各社に期待を寄せているが正直各社の動向見てると現状から大きく進化することは望めない。故に当面は上記のような録画環境を人々が手元に持つべき。

back to the top


Site Search

Update History of this content