選挙になってマック赤坂が立候補してくると、冗談なのか本気なのか知りませんが「全候補者のなかでマック赤坂が一番マシ」みたいなこと言う人達が結構大量に出てきます。
ですが僕はこの人は本当に絶対に当選してはいけない人だと思っています。理由は以下です。
(2)(3) についてはまあともかく(2 に関しては若干の説得力があるのはまたしかでしょう)、(1)はかなり問題です。
抗精神病薬には一般に言ってアカシジアなどの重篤な副作用があるものであり、副作用との兼ね合いをみながら投薬をしていくことになります。現代において「とりあえずこれ」みたいな感じで出されているジプレキサに至っては一般的な副作用に加えて
という副作用があります。しかしながら、こうした副作用があるにせよ、投薬と生活習慣のコントロールにより影響を低く抑え最終的には患者の QOL の向上に資すると判断された結果投薬が行なわれているわけです。副作用のない万能向精神薬なんてものはまだ存在しておらず、そして将来においても長期間(我々が皆死ぬぐらいに)存在しないと悲観してもさほど問題がないのではないでしょうか。つまるところマック赤坂氏は現代の精神医学を全面的に否定していると言えます。
科学者と臨床家が収集したデータに基き様々な治療が行なわれているわけで、無定見な主義によりそうした医療を否定する人間がまともな政治家として機能するはずがないと考えます。医療に限らず様々な分野においてそうなんじゃないでしょうか。
何マジレスしてんだというような感じありますけど、とりあえず書いておきたかったので。