サンフランシスコやニューヨークの家賃、スタジオ(日本で言うところのワンルーム)で月 2000 ドルとかする。家族と一緒に住める家とか月 3000 ドルは最低かかる。
家賃だけで年間 250-400 万円は持っていかれるという話になる。 Dropbox のあるテキサス州オースティンとかだとこの 1/3 なんだけど。
前に IT とか全然関係ない話でダラスに住もうとしたんだけど、家賃高すぎて結局断念した。
あと有名な問題が保険で、保険会社が指定する病院でしか診療受けられないしょぼい方の HMO というタイプの保険でも月 150 ドルかかる。年間 20 万円で家族が 4 人いたら保険だけで年間 80 万円は見ておこうという話になる。
医療に関して有名なもう一つの問題は「歯の治療の保険請求が異常に難しい」という問題で、アメリカに移住した知人が歯医者で保険適用された事例見たときない。虫歯になったら日本に帰ってくる方が大抵安くて、実際帰ってる人見たときある。
というようなことを考えると、保険以外に年間 100 万円ぐらい医療のための貯金しとかないと虫歯みたいな軽微な病気で死亡するという笑えない事態になる。
都内で中心部から電車で三十分ほど離れた一軒家を借りて年間 180 万円とかで住めて、ワンルームなら 100-120 万円も用意しておけば十分とかで、医療費のこととかほとんど日本では考えなくていい(公的保険が充実してる)こと考えると、アメリカに移住すると 300-400 万円ぐらい余計に金が出ていくという感じになる。
日米の IT エンジニアの給与レンジがだいたい 400 万円ぐらいずれてるという感じなので、アメリカに移住すると生活水準がだいたい変わらないないし慣れないところでムダ金使ったりしまくる分下がるということになると思う。
英語話せればとりあえず生活水準上がるというわけでもないので、なかなか難しい。