/ / 最新 / 2009-10 / RSS / twitter / tumblr / 09014502501 / mail@ssig33.com

高密度小池


産経新聞取材ログ

産経新聞に金くれが掲載されました。

http://sankei.jp.msn.com/economy/it/091029/its0910290748001-n1.htm
【Web】ネットで長者かおねだりか 不景気反映? 夢と危険性混在

その取材のログです。

サイト「金くれ」管理人様
 
  
拝啓
突然のメールにて失礼いたします。
私、産経新聞社のweb面担当記者の織田淳嗣と申します。
私どもは現在、ネットを通じての募金活動や物々交換について取材を進めているところですが、
このたび、管理人様が設立されましたサイト「金くれ」について質問させていただきたく、メールをお送りいたしました。
一部、他紙の質問と重複するかと思いますが、以下、ご回答をよろしくお願いします。
 
・サイト設立の動機、設立年月日、現在の登録者数について教えてください。
・多数の登録があるようですが、こうした反響について、手ごたえをどのように感じてらっしゃるでしょうか。
・過去に、ツイッターを通じほかのユーザーから資金援助を受けた経験があるとのことですが、
 トラブルはなかったか、あった場合どのように対処されたでしょうか。
・ご自身がお金を振り込んだケースがあったら、振込先を選んだ基準とあわせて教えてください。
・口座番号がオープンになっていますが、セキュリティ面を含めた不安や、現時点での苦情はありませんでしょうか。
・今後のサイトの運営方針を教えてください。
・管理人様のご職業と性別、年齢(生年月日)をお願い致します。生年月日は、年齢が変わられた際に対応できるよう記録するためのものです。


以上7点お願いしたく思います。掲載は未定ですが、毎週木曜日に弊紙で発行しているweb面で紹介したいと考えております。
ご多忙中恐縮ではありますが、よろしくお願いいたします。


織田様。

金くれ開発者の小池です。以下質問への返答です。

・サイト設立の動機、設立年月日、現在の登録者数について教えてください。
設立の動機ですが、僕が昨年春ごろにお金が無くてどうにもならなかった時にその窮状などを Twitter に書いたところ、様々な人々から支援を得ることが出来、一ヶ月耐えることが出来たということがあり、そのようなことを多くの人と共有したい、というのが一点。もう一点としては簡便に登録出来、また登録する内容は絞られていて、分かりやすいユーザー別 URL があるプロフィールサービスというのものの可能性を見てみたかった、というのがあります。
設立年月日は 2009-10-20 16:38 で、開発期間はおよそ 3 時間程です。
現在の登録者数は 720 件です。

・多数の登録があるようですが、反響について、手ごたえをどのように感じてらっしゃるでしょうか。
当初は Twitter 周辺からの反応のみと考えていましたが、実際には各種 Web メディアや 2ch などで取り上げられたことで、いろいろな層からの反応があったことは正直以外でした。また、一般 Web ユーザーの OpenID などの新しい技術パラダイムへの認知度の低さも以外さを感じています。

・過去に、ツイッターを通じほかのユーザーから資金援助を受けた経験があるとのことですが、 トラブルはなかったか、あった場合どのように対処されたでしょうか。
特にトラブルは発生していません。

・ご自身がお金を振り込んだケースがあったら、振込先を選んだ基準とあわせて教えてください。
金くれは、プロフィールサービスとしての使用も想定の一つとしたもので、その方面で使用したことはあります。具体的には、 Twitter で知り合った友人から中古 PC を買い取ったのですが、その支払いをするにあたって、金くれで口座を調べて振り込みました。

・口座番号がオープンになっていますが、セキュリティ面での不安や苦情はありませんでしょうか。
口座番号は、特に隠匿すべき個人情報であると考えていません。事実、数年ー十数年前のフリーソフトウエア作者などでは支援や寄付を募って口座番号などを公開することは一般的なことであったと思います。押し貸しのリスクを金くれに関連して説いている発言を見ましたが、押し貸しなど返さず使ってしまえばいいだけのことで、それもリスクにならないと思います。押し貸し歓迎しております。
ただし、その辺りのリテラシーが広く世間に広まっているかというと、それはそうではないというのはもちろん承知しています。現に押し貸しで「被害」が発生しているわけなので。ですが、そこのところまでは知ったことではないというのがスタンスです。

・今後のサイトの運営方針を教えてください。
金くれについては、登録者の増加に対応出来る画面設計をするであるとかそういうマイナーチェンジに類する変更以外に何かしようというつもりはありません。ですが、 OpenID を使った某かのどうしようもない感じの Web サービスは今後も作っていきたいと思います。

・管理人様のご職業と性別、年齢(生年月日)をお願い致します。生年月日は、年齢が変わられた際に対応できるよう記録するためのものです。
職業はシナリオライター、性別は男性、成年月日は 1986-12-15 。なお記事掲載がもしある場合は、 ssig33 というハンドル名をどこかにいれてくれると嬉しいです。





真面目に答えてみましたが、本音を言えば一発ネタ兼 OpenID の練習で作ったら思った以上に話題になったという感じなので、適当にいじってあげて記事にしてください。


以上です。


小池様

さっそくのご返信と、大変丁寧なご回答をありがとうございます。
さきほどのメールでもお伝えしたのですが、御ページのスクリーンショットか、
閲覧風景を写真掲載させていただきたいと思います。

ハンドル名につきましては、記事中で「管理人(ハンドル名ssig33)」という形でいかがでしょうか。
執筆中につき、変更がある可能性もありますが、掲載日前にまた連絡いたします。


織田淳嗣


織田様。

金くれ小池です。閲覧風景について質問なのですが、これは誰が見ているところを撮る形になるのでしょうか。


小池様

大変遅れまして失礼をいたしました。
写真については、閲覧の様子を掲載する場合、閲覧者個人が特定されない形で、
かつ本人に了承を得ての撮影となります。
ただあくまで、メーンは御ページの画面とお考えください。

現在執筆中ですが、紙面の都合で写真が掲載されない場合もございます。
何とぞご了承下さい。


小池様

なお、これより会社を離れますので、私からの返事は明日の午後3時以降になります。ご了承下さい。
本日は、ご丁寧な対応、誠にありがとうございました。

織田淳嗣


小池様

先日は弊紙の取材にご協力いただき、誠にありがとうございました。
明日29日(木)、産経新聞のWeb面で「金くれ」を含めた、
ネット上での金銭、物品のやりとりについての記事を掲載する予定です。

今後も、「金くれ」の展望について注目して参りたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


織田


記事と取材内容を比較して頂ければ分かるとは思いますが、織田さんにはかなり誠実な対応および記事執筆をして頂いたと思います。ですが、記事に「金くれは、個人情報について極めて適当なスタンスの人間が開発したものである」という情報が抜けていたのは、正直ちょっと不味いのではと思ったりもします。

産経新聞全体のことは何とも言えませんが、織田淳嗣という記者は、少なくとも取材を受ける側としては信用していい、誠実な記者だと思います。読者視点というのは、まあ僕からは何とも言えないところですが、これも彼の記事は概ね信用していいのではないかと思う。





今思いついたのですが、取材を受けた人間や記事を読んだ人間の感想を集約して、信頼出来る記者と信頼出来ない記者のデータベースを作る Web サービスとかがあると面白いかもしれないと思いました。マスメディア、個人メディア双方に取材対象、読者双方からの評価を積み重ねていけば、なにかに使えるかも。

blog comments powered by Disqus

Referrer (Inside):

[ 固定リンク ]