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ニュースで知ったんですが、核兵器が実戦で使用されてから今日で 64 周年らしいですね、素晴しいことだと思いました。
ところで、毎年この時期になると「核兵器を廃絶しよう!!」という声を頻繁に聞くようになるわけですが、今年はアメリカのバラク・オバマ大統領が「俺達は核兵器を無くせる、 Yes We Can!!」なんていう宣言をしたせいで特にうるさい。
そういえば全然関係無いけど、オバマ大統領支持率下がりまくりで大変らしいですよ。景気は好転しないし(まああたりまえ)、戦争はしないし(なんだかんだでアメリカ人戦争大好きだし)、軍縮はすると言ってるし(大きくて強いものがアメリカ人好きなのに、、、)、でまあ考えていれば支持率が下がる要素しか無いですよね。それに友達少ないせいで政策実行力皆無だし(アメリカでは大統領になると友達の有力者をつれてきて内閣を作るんですが、オバマ大統領は友達が少ないのでろくな内閣を作れませんでした)。それを日本では報道しないで「アメリカではオバマ大統領が Change って言って当選したんだから、日本も政権交代や!」みたいなスタンスの報道が未だに多いのはどうなのかなって思います。民主党もクソだし自民党もクソだし、共産党か社民党か幸福実現党が政権とればいいんじゃないかと思います。海賊党でも空飛ぶスパゲッティー・モンスター党でもなんでもいいです。
そんなわけで、今年は「核兵器を廃絶しよう!!」というのがうるさい。このような主張を僕は絶対に赦せない。
核兵器は一般には問題が多く廃絶すべき兵器だと言われている。じゃあ何が問題なのかというと、大体以下の二点であると思う。
1.放射性物質や放射線を大量に撒き散らす、とくに残留放射能物質の被害が大きい(死の灰、死の雨)
2.大気圏内で用いられた場合、そのあまりの威力から被害が大きい
こんなところじゃないでしょうか。
ではまず、 1 から検証しましょう。現在主流となっている核兵器は大体二種類があります。プルトニウム爆縮型の核分裂爆弾と、重水素核融合爆弾です。
まずはプルトニウム爆縮型の核分裂爆弾について簡単に仕組みをさらっていきましょう。まず、プルトニウムやウラン235には一定量以上を同じ場所においておくと、核分裂反応がはじまるという特性があります。この一定量を「臨界量」といいます。この臨界量はプルトニウムの場合は 16kg ないし 10kg(中性子を反射させる機構を用意した場合) 、ウラン235の場合は 15kg とかだったと思います、なんも見てないで思い出しながら書いてるのでまちがってたらごめんなさい。
とにかく、プルトニウムやウラン235を一箇所にどばっと集めると反応がはじまるので、分けて保管しておいて、爆発させたいタイミングでどばっと集めればいい、というのが核分裂爆弾の基本的な仕組みです。
ところがまあ世の中そう簡単に出来ていなくて、単純に一箇所にあつめただけでは、反応ははじまるんですが、爆発まではしてくれません。反応がおこると核反応はしない別の物質にかわってしまうので、そこで止まってしまう。なので、反応物質を出来るだけ一瞬で高い密度でくっつける必要がある。密度が高ければ一気にどばっと反応して爆発します。
ここで用いられるのが爆縮という技術です。詳細は飛ばしますが(というか俺が詳細理解できてない)、核物質のまわりに通常の爆薬をおいて、一気に点火すれば真ん中の核物質はぐちゃっと潰れて爆発起きるよね、という原理です。核分裂爆弾の最大の要点がこの爆縮でここの性能が核分裂爆弾の性能に直結します。威力とかサイズとか。北朝鮮の核分裂爆弾開発ではこのぶぶんがまだうまくできていないと言われています、だから毎回ちょろっとした爆発しかおこせない。
そして核分裂反応が狭いところで起きて連鎖的に反応がおこり反応が暴走的に進み、分裂してあまったエネルギーやら放射線やらが大量に放出されます。これが核爆発です。んでこの時に放射線や放射性物質やらを大量に撒き散らすのでタチが悪い、というわけです。
次に水素爆弾ですが、これは太陽を再現した兵器だと思ってください。重水素リチウムを超高温高圧の環境におくと、太陽内で起っているのと同じ核融合反応が起こります。核融合がおこると太陽同様大量のエネルギーが放出される。というわけで重水素リチウムを超高温高圧にしたいのですが、これがなかなか難しい。
これに現在ではどういうアプローチがとられているかというと、核分裂爆弾を使うわけです。まず核分裂爆弾を起爆して、その莫大な放射線や爆圧で重水素リチウムを圧縮して核融合反応をおこさせます。重水素リチウムの核融合反応でもまあ放射線がそこそこ出るのですが、最初の核爆発で出るいわゆる死の灰が悪質です。
水爆の説明がみじかいのは書くのがあきてきたからなのと、あんまりよく分かってないからです。
そんなわけで、核兵器で放射性物質をまきちらすのは核分裂爆発が悪いわけです、核分裂爆発が無ければいいじゃん。というわけで開発されているのがレーザー水爆です。これは、核爆発で重水素の反応をおこさせるのではなく、大出力レーザーの集中投射で核融合反応をおこさせよう、という技術です。まあいろいろあって難しいことが多くてまだ完成してないです。
レーザー水爆の場合は核分裂爆発が起きないので、死の灰はほとんど出ません。放射線とかはもちろん出るんですけど、その影響範囲内の人間はみんな即座に蒸発するので放射線そのものは大して問題では無いでしょう。
というわけで、放射性物質とかをまきちらすという問題は技術で解決できることが分かりました、核兵器の技術開発を進めましょう。
次に 2. の検証にはいりましょう。高威力すぎるという問題です。
高威力すぎるというのであれば、 MOAB のような超高威力の通常兵器はどうでしょうか。高威力すぎるというのならどれ以上の威力の兵器を廃絶すべきでしょうか。これをつきつめれば人を殺せる道具は全部廃絶すべきでしょう。というわけで、もっとも身近な武器である包丁や車を廃絶しましょう。路傍の石なんかも人を殺せるので廃絶しましょう。
そうやって道具を全て捨てた果てに何があるでしょうか。人間は人間を殺すことができます。首をしめてもいいし、殴ってもいい。というわけで人間を廃絶しましょう。人間を殺そう。
あらゆる道具というのは人間の体の延長で、つまり人間の一部にすぎず、道具を否定し廃絶するというのは、人間を殺すということです。
ようは、いかなる殺人をもが異常なのであって、だから絶対に殺さないと決めればいいだけの話です。にもかかわらず核兵器による殺人は悪で包丁による殺人は悪ではないとかなんとか言い出すからややこしくなるわけです(核兵器を廃絶しようと言って包丁を廃絶しようとは言わないってのはそういうことですよね)。
つまり、核兵器を廃絶しようと言う人間こそが殺人者であって、敵です。こういう人間から殺しましょう。
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最終更新時間: 2010-07-29 23:21